ボクの“うつ”体験 ① ~ 全治1日の微熱
2019年は、不思議な出会いから始まった。
それは、DVDのレンタルショップでの出来事だ。
宮崎あおいさんのコーナーに
2019年正月明けに、映画「舟を編む」をレンタルしに行ったときの話。
「舟を編む」を見つけるために、邦画コーナーの五十音順「ハ行フ」の見出しがある棚に行った。
しかし、目的のDVDはそこにはなく、「『今、みんなが好きな俳優 宮崎あおい』というコーナーにあります」という案内が書いてあった。
ふと目に留まった映画が
「この映画に宮崎あおいさんが出ていたっけ?」と思いながら、指定された棚に行くと、「舟を編む」があった。
DVDをさっそくレンタル用のカゴに入れた。
そのとき、ふと目に留まったのが、「ツレがうつになりまして。」というDVD。
パッケージを見て、宮崎あおいさんと堺雅人さんが出ている映画だということを知った。
「うつ」ということばに反応
題名が気になった。
この題名の本やテレビ番組、映画があることは、情報としては耳に入っていたが、今まで避けてきた。
わたしの中で、「平気、平気」という気持ちと、「苦しくなったらどうしよう」という気持ちがぶつかり合っているのがわかる。
しかし、「今週は、挑戦する1週間にするかあ」という少し前向きな気持ちになり、思い切ってこのDVDも借りることにした。
映画が結ぶ不思議な縁
わたしが、「舟を編む」を見ようとしなければ、そして、レンタルショップが、「宮崎あおいさん」のコーナーを作っていなければ、この映画とは出会わなかったかもしれない。
映画が結ぶ不思議な縁を感じた。
※「ツレがうつになりまして。」は、監督:佐々部清さん、原作 :細川貂々さん、2011年の映画。
娯楽だと割り切れず、答えに余りが
「舟を編む」を見た翌日、「ツレがうつになりまして。」を見た。
堺雅人さん演じる「ツレ」の行動や気持ちに「そうなんだよなあ」と同調する場面がたくさんあった。
映画は娯楽だと割り切って、過去の自分のことは考えないようにしたが、簡単には割り切れず、答えに余りが出て、翌日、全治1日の微熱が出た。
でも、こうやって、この映画のことを振り返ることができるほど、成長した自分がうれしい。
「宇宙かぜ」? ― なるほど
「うつ」のことを「宇宙かぜ」と言ってのける原作者は、実に頼もしい。
一人ひとり症状も違えば、対処法も違うのが「うつ」だとわたしは思っている。
わたしの脳が拒絶反応を起こすかもしれないが、わたしの過去の状態について、次回の記事に書いてみたい。
※ 続きは、下記リンクをご覧ください。