小田和正さん「コンサートツアー 2019」~「会いに行く」が実現して・・・幸せな時間でした
やっぱり見たい
小田和正さんの『コンサートツアー2018 “ENCORE!!” 』に行ったときの様子については、以前の記事で書きました。
その追加公演のチケットの抽選に当たったということで、ライブに一緒に行くか家族に尋ねられました。
仕事の関係上、ライブ当日の昼過ぎに出発、翌朝一番で帰ってくるという強行日程となるので、体調の関係もあり少し迷いました。
しかし、やっぱり、小田さんが見たい。
ということで、小田和正さんの『コンサートツアー2019 “ENCORE!! ENCORE!!“ 』のライブ会場に家族二人で出発しました。
前回のライブから1年もたたないうちに、小田さんの姿を見ることができます。
8ヵ月ぶりの小田さんとの再会です。
スタッフの親切に甘えて・・・
地下鉄をおりた後、会場までタクシーで行く予定でしたが、「地上」に出るとシャトルバスがありました。
わたしたちは、「グッドタイミング」とばかり、シャトルバスに乗り込みました。
会場に着くと、平日の昼にもかかわらず、開場を待っている人がたくさん集まっていました。
また、当日立見券を求める列もできていました。
ライブ会場近くに、1台の「ツアートラック」がとめてありました。
そのすぐそばに列ができていたので、グッズを買うのも後回しにして、とりあえず並ぶことにしました。
よく見ると、最前列の人が「ツアートラック」をバックに、写真を撮ってもらっていました。
やがて、わたしたちの順番がきました。
わたしたちは、スタッフの方(たぶん、たまたまこのトラックの周辺にいた方)にお願いし、ツアートラックの前でポーズをとり(恥ずかしかった)、自分たちの携帯のカメラで記念撮影をしてもらいました。
ご親切にしていただき、ありがとうございました。
「会いに行く」と「会いに行く」
開演時間となり、小田さんやサポートメンバーが登場しただけで、会場は大盛り上がり。
みんな、小田さんのこと、待っていたんですね。
「また会いたい」と思っていたことが現実となったのです。
今回のライブも、オープニング曲は「会いに行く」でしたが、イントロが始まると同時に、ファンのみなさんは手拍子や歓声など、ありとあらゆる方法で全力で「サポート?」。
小田さんとファン、お互いの「会いに行く」が実現した瞬間でした。
小田さんがすぐそばに
「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロが始まり、わたしたちは身構えました。
小田さんが、花道からフロアに降り、会場内を回り始めたからです。
そして、とうとう、「わたしたちのすぐそば」を通過しました。
その距離1m以内。
「夢のような現実」とはこういうことを指すのでしょうか。
連れは、「わたしは明日の朝、どうなっているかわからない!」と言いました。
しかし、連れの心配は、「小田さんは、人を元気にするんだから問題なし!」、「そうかあ!」という家族間の会話ですぐに解決しました。
そりゃ、そうだわあ。
アンコールでの力強い歌声に感動
小田さんの注意事項「隣の人に迷惑をかけないような声で」を忠実に守って、静かに聞き入る曲以外は、一緒に口ずさみながら歌を聞いていたわたしたち。
そんなわたしたちの隣の席に、じっと座って歌を聞いていた親子連れと思われるお二人がいらっしゃいました。
ライブ終盤、「今日もどこかで」のピアノのイントロが始まると同時に、お隣の娘さんの方?が急にハンカチを出し、涙をぬぐい始めました。
この歌が、毎朝テレビで流れていた10年前のことを思い出したのかな?
それとも、どんどん盛り上がっていくライブに感動したのかな?
それとも、・・・。
娘さん?の涙を見ていて、思わずもらい泣き。
どうぞ、お幸せに・・・。
かく言うわたしも、「言葉にできない」の途中では、いつも泣いてしまいます。
「あなたに 会えて ほんとうに よかった」という歌詞のところから、ストリングスがスーッと入ってくるところ。
今回も、涙がポロポロっと出ました。
1回目のアンコールで、「風のようにうたが流れていた」を初めて生で聞きました。
会場全体に響き渡った、美しく、力強い小田さんの歌声。
本当に感動しました。
また、2回目のアンコールでは「会いに行く」をもう1回歌ってくれました。
タイトルに「さよなら」がついている曲は
会場から出た後、遅い夕食をとった店の中で、今回のライブについて家族二人で話しました。
今回のライブで感動したことを話しながら、わたしたちの関心は、次のライブへと向かいました。
今日は、「さよなら」を歌わなかったね。
(前回のライブでは、オフコース時代の「さよなら」と同じフレーズの稲葉さんのギターと、サポートメンバーのコーラスに感動しました)
でも、「さよならは言わない」は歌ったね。
(今回のライブで、いつの間にか花道にピアノが置いてあったのに驚き、思わず「ピアノがある」と叫んでしまいました)
しばらくの間、タイトルに「さよなら」がついている曲が話題になりました。
そして、「これで“さよなら”ということではないよね」ということになりました。
こちらから会いに行けばいい・・・
話題は、小田さんのMCに移りました。
最後のMCで、今回小田さんは「また会いましょう」と言ったかなあ。
2人組だったオフコース時代から小田さんの曲を聞き、小田さんのライブもたびたび見ている連れはそう言いました。
でも、「みなさん元気で」と言ったね。
連れは自分に言い聞かせるように言いました。
「もう一度会えるかなあ? 会いたいなあ!」―小田さんに対するわたしたちの期待と不安は同じだったと思います。
同じところをぐるぐる回るような会話が続きましたが、その会話に答えはありませんでした。
結局、「小田さんと会える機会があったら、今回のように、こちらから会いに行けばいい」という結論になり、二人で納得しました。
この日、小田さんやファンのみなさんと、幸せな時間を過ごせたことは、わたしたちにとって「たしかなこと」です。
何度も言いますが、これからも小田さんご自身の思いを大切に、小田さんが思うまま、小田さんの気のすむまで、曲を作り、歌ってください。
小田さん、ほんとうにありがとうございました。
このブログの名前の由来は、小田さんの歌です。