ドラマ「カムカムエヴリバディ」/ 主題歌「アルデバラン」~「主題歌って、すごい!」ー みなさんが心に思い浮かべているたくさんの「君」が、どうか幸せでありますように・・・
たくさんの「君」に幸せを
励まされています
2021年11月1日から始まった、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。
番組が始まってから、毎回見ています。
主人公や主人公の周囲にいる人々の期待や希望とは、真逆の方向へ進む物語の展開に、「この後、どうなるの?」と不安を感じたり・・・。
ときには、思いがけない展開を見て、「よかったねえ」とうれし涙を流したり・・・。
時代や、時代の空気という巨大な渦に巻き込まれながら、それでも必死に生きていこうとする登場人物のひたむきさに、わたしも励まされています。
主題歌を聞いて涙・・・
このテレビドラマの主題歌は、 AI さんの歌う「アルデバラン」(作詞・作曲:森山直太朗さん、編曲:斎藤ねこさん)です。
ドラマを見始めた頃から、「いい歌だなあ」と思って聞いていたこの曲。
今では、イントロが流れ始めただけで、また、「君と私は仲良くなれるかな」という歌い出しの部分を聞いただけで、目頭が熱くなることも多くなりました。
また、ドラマの中盤にさしかかっても、一向に主題歌が流れず、「今日はお話だけで終わるのかな?」と思いきや、終盤の思いがけない場面(わたしが想像もしていなかった場面)で曲が流れ始め、ドラマが終わっても涙が止まらない日もありました。
ドラマの中の「君と私」と、主題歌の中の「君と私」が重なって見えて、わたしは、いつまでも涙を流し続けたのでした。
主題歌って、すごい!
このドラマが始まった頃の主題歌は、「いい歌」として、わたしの遠くで聞こえていました。
しかし、わたしの心がドラマに入り始めると、それは、かなり近くで聞こえてくるようになりました。
そして、わたしが涙を流し続けた日には、とうとう、主題歌は、ドラマ(物語)の中、いいえ、わたしの心の中に一緒に入り込んでしまいました。
わたしと一緒に涙を流してくれているような、そんな主題歌のやさしさに触れて、わたしは思いました。
「主題歌って、すごい!」
ありふれた表現ですが、これがこのときの素直な気持ちです。
思いが聞き手に伝わる
この曲のイントロは、弦楽四重奏で演奏されていますが、イントロで一気に盛り上げた後、AI さんのボーカルに自然とつないでいくところがとてもすてきで、わたしは大好きです。
そして、AI さんの歌唱力・・・。
本当にすばらしいと思います。
繊細なバラードを、包容力あふれる歌声で歌い上げ、歌詞の一つ一つに込められた思いを聞き手にも伝えてくれます。
あなたにとっての「君」は?
ドラマで流される主題歌は、
「君と君の大切な人が幸せである そのために 祈りながら sing a song」
というワンコーラスの最後の部分で毎回終わります。
歌詞の中で何度も登場する「君」は、聞き手によっては、恋人だったり、友だちだったり、家族だったり、憧れの人だったりするのでしょう。
あなたにとっての「君」は誰ですか?
わたしにとっての「君」は・・・うーん・・・教えられません。
この曲が流れている同じ時代を生きているみなさん、
みなさんが心に思い浮かべているたくさんの「君」が、どうか幸せでありますように・・・。
主題歌「アルデバラン」について
AI さんの動画サイトでは
AI さんの動画サイトの Official Channel(公式チャンネル)で、「アルデバラン」の Official video(公式ビデオ)が公開されています。
モノトーンの空間の中、曲の終盤でさらに輝きを増す AI さんのエネルギッシュなボーカルには感動します。
2番の歌詞に、この曲のタイトルである「アルデバラン」が登場します。
アルデバランは、冬に見える星座「おうし座」の中のオレンジ色の1等星です。
Official Channel(公式チャンネル)では、「Recording Behind The Scene」(レコーディングの舞台裏?)も公開されています。
その中では、ミュージシャンのみなさんが実際に演奏している姿や、編曲を担当した斎藤ねこさん、作詞・作曲をした森山直太朗さんの姿も見られ、1つの作品が作り上げられていく様子を感じることができます。
ラジオ番組でも
ラジオで! カムカムエヴリバディ
ドラマの中で登場する英語が載っているということで、このラジオ番組のテキストを買いました。
主題歌を歌っている AI さん、キャイ~ンの天野ひろゆきさんが番組のMCをつとめています。
講師の大杉正明先生とのやりとりがとても楽しいラジオ番組です。
番組の内容は、わたしにとってかなり難しい内容ですが、もともと好きだった英語が、もっと好きになりました。