プロ野球 / 横浜DeNA ~ 交流戦、優勝おめでとう!ー 2023年 シーズンスローガンは「横浜頂戦」、頂上めざしてがんばれベイスターズ !!
ベイスターズ、交流戦初優勝
2023年6月21日、プロ野球「日本生命セ・パ交流戦 2023」は全日程を終え、横浜DeNAベイスターズが交流戦初優勝を果たした。
今年の交流戦は、上位4球団が、18試合11勝7敗 勝率.611 で1位に並ぶ大混戦で終了。
3チーム以上が並んだ場合に適用される「TQB(得失点差率=トータル・クオリティ・バランス)」で優勝が決定した。
「TQB」で決着
「TQB」とは、1イニングあたりの平均得点(得点 ÷ 攻撃イニング)から 1イニングあたりの平均失点(失点 ÷ 守備イニング)を引いて算出した数値のこと。
その結果、勝率が同率で並んだ上位4球団のうち、「TQB」の数値が一番大きかった横浜DeNAベイスターズが優勝、2位=福岡ソフトバンクホークス、3位=読売ジャイアンツ、4位=オリックス・バファローズという順位となった。
※ 2005年から始まった交流戦の優勝チームとベイスターズの成績については、後述する「<資料>交流戦 歴代優勝チームとベイスターズ成績」をご覧ください。
ベイスターズのゲーム内容
ベイスターズは、5チームに2勝1敗で勝ち越し(2022年は3チームに2勝1敗、3チームに1勝2敗)、3連敗はあったものの、同一カード3連敗はなかった。
11勝のゲーム内容(勝ち方)は、先制点を取りそのまま勝ちが5勝、同点からの勝ち越しが1勝、逆転勝ち(再逆転勝ち含む)が5勝という内容だった。
また、7敗のゲーム内容(負け方)は、先制点を取られそのまま負けが4敗、同点からの負け越しが2敗、サヨナラ負けが1敗、逆転負けは0という内容だった。
※ 詳しくは、後述する「<資料>交流戦2023 ベイスターズ全試合成績」をご覧ください。
チーム一丸となった戦い
攻撃に関するチーム記録は、総得点80点(2位)、チーム打率0.258(4位)、守備に関するチーム記録は、総失点59点(5位)、チーム防御率2.93(4位)という成績だった。
ホームランは8本で10位、ホームラン首位の読売ジャイアンツ(25本)とは17本差であった。
他チームと比較して、決してとび抜けたゲーム内容、成績ではなかったが、下の三浦監督のコメントにもあるように、最後まであきらめないチーム一丸となった戦いが目立った。
三浦大輔監督 コメント
球団初となるセ・パ交流戦での優勝、そして交流戦の歴史に横浜DeNAベイスターズの名を残すことができ誇りに思います。選手、コーチ、チームスタッフならびに、球団関係者が一丸となり戦った結果だと思います。そして、ファンのみなさまの熱い、熱いご声援がチームに力を与えてくれたおかげで優勝することができました。リーグ戦再開後も一緒に戦っていきましょう!ヨ・ロ・シ・ク!!
※ 横浜DeNAベイスターズ ホームページ ~ 2023年6月20日ニュース「日本生命セ・パ交流戦2023 優勝」~ より引用
首位になる
さて、交流戦を終え、ペナントレースが再開となり、まずは、強敵・阪神戦からスタートした。
その阪神3連戦が行われた6月23日(金)の第1戦は、先発した今永投手が完投勝ち、6月24日(土)の第2戦は、東投手が完封勝ち、そして、6月25日(日)の第3戦は、先発したバウアー投手が7回1アウトまで粘りのピッチング、その後、ウェンデルケン投手、伊勢投手、山﨑投手が見事なピッチングで、阪神に追撃を許さず逃げ切った。
同一カード3連勝で、貯金(試合の勝ち数から敗け数を引いた数)は、12となり、順位もわずか 0.5ゲーム差 だが首位になった。
あくまでも挑戦者
しかし、あくまでもベイスターズは挑戦者。
この調子で、貯金を徐々に増やし、前半戦を乗り切ってほしいと思う。
暑い夏、そして、勝負所の秋をチーム力でカバーし合えば、2023年のシーズンスローガン「横浜頂戦」の4文字が現実のものになってくる。
これからのベイスターズの戦いが楽しみだ。
<資料>交流戦2023 ベイスターズ全試合成績
前半戦
後半戦
<資料>交流戦 歴代優勝チームとベイスターズ成績