チャモ、チャモ、ロペス(プロ野球・横浜DeNA)~ おめでとう!150号

ロペスがベイスターズにやって来た

イチローのチームメイト

プロ野球横浜DeNAベイスターズホセ・ロペス選手が、2018年9月19日、日本のプロ野球通算150号ホームランを打った。

プロ野球169人目の達成だそうだ。

ロペスは、ベネズエラ出身で現在34歳。(11月24日には35歳になる)

アメリカ大リーグのシアトル・マリナーズ在籍時代は、イチロー選手とチームメイトだった。

イチローの最初のマリナーズ在籍時代の映像に、ちょくちょくロペスも登場している。

今より体形がスリムなので気づきにくい。

「リーグ優勝するまではベイスターズを応援し続けよう」と思っているわたし。

そして、いつのまにかロペスファンになっていたわたしにとっても、すごくうれしい150号だった。

ここで打たなくてもいい

さて、ロペスは、2013年に来日、2年間巨人に在籍した。

巨人時代のロペスは、「ここで打たなくてもいいだろう」という場面(なか押し、ダメ押し)でよく打ち、ベイスターズファンをがっかりさせた。

「次の1点をどちらのチームが取るかで、試合の流れは変わりますねえ」と解説者が言ったとたん、巨人・ロペスのホームランが飛び出した。

ひょうひょうとしていて、何となく愛すべきキャラクターのロペスがわたしは好きだったが、ベイスターズ戦だけは、「頼むから静かにしていてほしい」と願っていた。

ベイスターズにやってきた

そのロペスが、ベイスターズにやって来た。

今年で4年目のシーズンだ。

打者としてチームの中軸を任され、守備も信頼できる。

こんな頼もしい選手はいない。

味方になると、こうも人物のイメージが変わるものか。

自分のことがこわくなる。

ロペスを見て、応援歌も歌って

絶好のチャンスだったが

2年前の2016年、なまロペスを見るために、福岡ソフトバンクホークスとの交流戦を見に、ヤフオクドーム(福岡市)へ行った。

交流戦とは、ふだんは対戦しないパ・リーグとセ・リーグのチームが対戦すること。

つまり、この日の交流戦は、パ・リーグのホークスとセ・リーグのベイスターズの対戦である。

セ・リーグには、九州に本拠地を持っているチームがない。

交通の便べんがよくない宮崎のベイスターズファンにとって、ホークスとの交流戦は、ベイスターズ観戦の絶好のチャンスである。

しかし、先発メンバーを見てびっくり。

当日の試合前練習でケガをしたとかで、お目当てのロペスはこの日の試合に出場しなかった。

当日の試合前のケガ・・・。

うーん、残念。

日本シリーズ初観戦

2017年は、同じくヤフオクドームへ日本シリーズを見に行った。

生まれて初めてなまで見る日本シリーズだった。

現在の日本シリーズは、セ・リーグとパ・リーグそれぞれで行われる「クライマックスシリーズ」(シーズン3位以上のチームが出場)で優勝したチームが、それぞれのリーグを代表して対戦する。

シーズン3位だったベイスターズが、日本シリーズに出場するということで、セ・リーグでシーズン優勝した広島東洋カープや、2位の阪神タイガースには申し訳なかったが、クライマックスシリーズを勝ち抜いたチームが日本シリーズに出場できるという現在のルールに従い、そこは割り切って、ベイスターズを応援した。

今度は、しっかりとロペスを見ることができた。

「勝負がかかるしびれる瞬間 流れをわれらにアニモ・ロペス~ チャモ!チャモ!ロ・ペ・ス!」

レフトスタンドの一角いっかくから聞こえてくるロペスの応援歌も一緒に歌った。

試合はホークスの逆転勝ちだったが、そのときは勝負は二の次。

場内アナウンスの後、バッターボックスに向かうロペスを見ただけで、不覚ふかくにも涙が出そうになった。

2年後には会えるかな

再び残念!

現在の交流戦は、1年おきにお互いの本拠地で行うことになっている。

2018年のホークス対ベイスターズ戦は、ヤフオクドームで開催される番だった。
(前年は、ベイスターズの本拠地、横浜スタジアムで開催)

しかし、交流戦開催当時、ロペスは足のケガで離脱中。

当日復帰することを願って、福岡へ行ったが、とうとう出場せず、再び残念。

「野球の観戦は九州内」という「我が家の決まりごと」が変更にならないうちは、2年後の2020年交流戦か、ベイスターズが日本シリーズに進出し、ホークスと対戦するのを待つことにしよう。

※2019年の交流戦は、ヤフオクドーム開催でした。(※印以下の1行は、2019年6月14日に追記しました)

ロペス選手の思い

ロペスは、東京ドームでの巨人戦で150号ホームランを打った。

試合後のインタビューでは、日本でのキャリアの一歩を踏み出させてくれた巨人への感謝の言葉を述べ、巨人ファンからも祝福の拍手が送られた。

そして、3塁側のベンチ前で、150号記念ボードを掲げ写真撮影に応じているロペスの背中へは、レフトスタンドのベイスターズファンから、ロペスの応援歌が何度も何度も繰り返しプレゼントされた。

温かいなあ。

ロペスは、「できる限り日本で野球を続けたい」と望んでいるようだ。

これからも、体力、気力を充実させ、日本のプロ野球で活躍し続けてほしいと思う。

 

下の写真は、我が家のインテリアの一部?となったロペスのレプリカユニフォームです。