MLB / シカゴ・カブス ~ 今永昇太投手、メジャー初登板・初先発を初勝利で飾る!ー 2024年4月1日(日本時間2日)

初登板・初先発で初勝利!

2024年4月2日、テレビの朝の情報番組で、うれしいニュースを聞いた。

プロ野球・横浜DeNAベイスターズから、ポスティングシステムにより、メジャーリーグベースボール(MLB、以下メジャーリーグと呼びます)シカゴ・カブスに入団した今永昇太(いまなが・しょうた)投手(30)が、4月1日(日本時間2日)のコロラド・ロッキーズ戦に先発登板し、勝ち投手になったというニュースである。

投球内容は、6回を投げ、被安打2、無四球、無失点、毎回の9奪三振というもの。

見事な投球で、メジャー初登板・初先発を初勝利で飾った。

オープン戦では

開幕前に行われたオープン戦での今永投手は、4試合に登板して2勝2敗。

投球回数 12回2/3、被安打 18、うち被本塁打 2、与四球 3、失点 9。

奪三振の合計は 25(1イニング平均約2個)だったが、全体的には、メジャーリーグ開幕後の登板に黄色信号がともるような投球内容だった。

特に、オープン戦最終登板となった3月26日(日本時間27日)のセントルイス・カージナルス戦では、3回0/3 を投げ、被安打 8、与四球 1、失点 4で降板。

三振こそ6個奪ったものの、対戦数の多い同じナショナルリーグ 中地区に所属するチーム相手に不安の残る結果となった。

成長が楽しみ

しかし、オープン戦で打たれながらも、何らかの手ごたえをつかんだのかもしれない。

今回のデビュー戦での投球は、日本のプロ野球時代の活躍を思い起こさせるものだった。

 

登板間隔がなか6日、つまり週に1度の登板でよかった日本と違って、メジャーリーグの先発投手は、ほぼ中4日の登板間隔となる。

ピッチクロックのもとでの投球など、さまざまな試練が待ち受けていることと思うが、常に成長しようとしている今永投手を、これからも応援していきたいと思う。

 

<資料>入団記者会見のようす

今永投手は、2024年1月12日(日本時間13日)にシカゴ市内で行われた入団記者会見の第一声で、「Hey! Chicago!」と英語で呼びかけ、記者団に拍手と歓声で迎えられました。

自己紹介をした後、記者団から、カブスとの契約を決めたことについて尋ねられ、

「自分自身、可能性が無限大に広がるチームを求めていたので、カブスに入団することが自分の成長につながると思ってカブスに決めました」

と答えました。

また、ニックネームである「投げる哲学者」についてどう感じているか尋ねられ、

「自分の野球以外の武器というものが、まだ未完成であることだと思っているので、自分の高みに持っていくために日々勉強して、それは野球でも、野球以外でも、このアメリカの私生活でも日々勉強なので、そういった向上心を常に持って過ごしていきたいなと思いながらやってきたことが、そういう風なニックネームにつながったのかもしれないです」

と答えました。

どこにでもいる野球大好き少年だった今永投手が、とうとうメジャーのマウンドに立ちました。

今永投手の新たなステージでのさらなる挑戦を見守りたいと思います。

 

※ 今永投手については、つぎの記事もご覧ください。

 

 

<資料>今永昇太投手のプロ野球通算成績

※ 参考資料 ~ NPB「個人年度別成績」より

(1)所属チーム

2015年 横浜DeNA ベイスターズ ドラフト1位(駒澤大学より)
2016年~2023年 横浜DeNA ベイスターズ 所属(8年間)

(2)通算成績

165試合登板、64勝50敗(勝率 .561)、0セーブ、4ホールド、5ホールドポイント
投球回 1002回2/3、被安打 841(うち被本塁打 114)、与四球 280、与死球 27、奪三振 1021、暴投 19、ボーク 0
失点 382、自責点 354、防御率 3.18

(3)タイトル

最多奪三振(2023年 ー 174奪三振)

 

<資料>シカゴ・カブス(CHC)

アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)ナショナルリーグ 中地区所属。
球団創設は1871年。
1876年ナショナルリーグ加盟。
獲得タイトルは、ワールドシリーズ優勝3回(1907年・1908年・2016年)、リーグ優勝17回、地区優勝8回、ワイルドカード獲得3回。
本拠地は、イリノイ州シカゴのリグレー・フィールド。
チーム名のカブスは、小熊の意味。

 

<資料>対戦チーム別試合数および各チーム所属日本人選手

この資料は、シカゴ・カブスの2024シーズン対戦チーム別試合数および各チームに所属する日本人選手である。
シカゴ・カブスは、ナショナルリーグ 中地区に所属。
各リーグ各地区のチーム順は、アルファベット順。
アメリカンリーグとナショナルリーグの交流試合は、インターリーグと呼ばれる。基本、各チームと3試合行う。日本のセ・パ交流戦のような試合。
各チームに所属する日本人選手の年数は、プロ野球(NPB)から移籍後の年数。(所属チームは、2024年4月2日現在)

 

アメリカンリーグ 東地区(計15試合)

ボルチモア・オリオールズ(BAL)3試合
ボストン・レッドソックス(BOS)3試合
ニューヨーク・ヤンキース(NYY)3試合
タンパベイ・レイズ(TB)3試合
トロント・ブルージェイズ(TOR)3試合

日本人選手

レッドソックス ~ 吉田よしだ正尚まさたか選手(1993.7.15生、30才、2年目)
ブルージェイズ ~ 菊池きくち雄星ゆうせい投手(1991.6.17生、32才、6年目)

 

アメリカンリーグ 中地区(計16試合)

シカゴ・ホワイトソックス(CWS)4試合
クリーブランド・ガーディアンズ(CLE) 3試合
デトロイト・タイガース(DET)3試合
カンザスシティ・ロイヤルズ(KC)3試合
ミネソタ・ツインズ(MIN)3試合

日本人選手

タイガース ~ 前田まえだ健太けんた投手(1988.4.11生、35才、9年目)

 

アメリカンリーグ 西地区(計15試合)

ヒューストン・アストロズ(HOU)3試合
ロサンゼルス・エンゼルス(LAA)3試合
オークランド・アスレチックス(OAK)3試合
シアトル・マリナーズ(SEA)3試合
テキサス・レンジャーズ(TEX)3試合

 

ナショナルリーグ 東地区(計33試合)

※ 同一リーグ 他地区 各6試合~7試合

アトランタ・ブレーブス(ATL)6試合
マイアミ・マーリンズ(MIA)7試合
ニューヨーク・メッツ(NYM)7試合
フィラデルフィア・フィリーズ(PHI)6試合
ワシントン・ナショナルズ(WSH)7試合

日本人選手

メッツ ~ 藤浪ふじなみ晋太郎しんたろう投手(1994.4.12生、29才、2年目)
メッツ ~ 千賀せんが滉大こうだい投手(1993.1.30生、31才、2年目)

 

ナショナルリーグ 中地区(計52試合)

※ 同一リーグ同一地区 各13試合

シカゴ・カブス(CHC)
シンシナティ・レッズ(CIN)13試合
ミルウォーキー・ブルワーズ(ブリュワーズ)(MIL)13試合
ピッツバーグ・パイレーツ(PIT)13試合
セントルイス・カージナルス(STL)13試合

日本人選手

カブス ~ 鈴木すずき誠也せいや選手(1994.8.18生、29才、3年目)
カブス ~ 今永いまなが昇太しょうた投手(1993.9.1生、30才、1年目)

 

ナショナルリーグ 西地区(計31試合)

※ 同一リーグ 他地区 各6試合~7試合

アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ARI・AZ)6試合
コロラド・ロッキーズ(COL)6試合
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)6試合
サンディエゴ・パドレス(SD)6試合
サンフランシスコ・ジャイアンツ(SF)7試合

日本人選手

ドジャース ~ 大谷おおたに翔平しょうへい選手(1994.7.5生、29才、7年目)
ドジャース ~ 山本やまもと由伸よしのぶ投手(1998.8.17生、25才、1年目)
パドレス ~ ダルビッシュゆう投手(1986.8.16生、37才、13年目)
パドレス ~ 松井まつい裕樹ゆうき投手(1995.10.30生、28才、1年目)