2018/11/12 / 最終更新日時 : 2023/10/30 writer ボクとボクらの話星のきれいな島で【4】青春“ふきのとうの日”編 (ボクとボクらの話) わたしが「ここで」と言うと、彼は「じゃあ」と言って、つないでいた手を放した。今来た道を引き返して行く彼の背中に向かって、わたしは小さく手を振った。そして、「わたしも、今日のことを、ずっと覚えていたいと思います」と小さな声で言った。
2018/11/12 / 最終更新日時 : 2023/10/30 writer ボクとボクらの話星のきれいな島で【3】青春“コンサート”編(ボクとボクらの話) ギターを片付けようとする彼にむかって、「ねえ、この子、さっきまで泣いてたんだよ」、わたしが制止するのも聞かず、みっちゃんは突然、わたしのことを話し始めた。みっちゃんは言った。「だいじょうぶ!この人はちゃんと受け止めてくれるから!」。
2018/11/12 / 最終更新日時 : 2023/10/30 writer ボクとボクらの話星のきれいな島で【2】青春“彼ってどんな人”編(ボクとボクらの話) 本職の先生たちからの評価はとても高かった。わたしは、人前に出ると緊張してしまうので、多くの人が参観している研究授業が大の苦手だった。そんなわたしにとって、楽しそうに研究授業をする彼は尊敬すべき存在だった。
2018/11/12 / 最終更新日時 : 2023/10/30 writer ボクとボクらの話星のきれいな島で【1】青春(ボクとボクらの話) みっちゃんは、「つきあっちゃえば?」と言うが、彼には、その気がないように見えた。彼と会うと、わたしの心を見透かされているような気がしてならなかった。今日、わたしがみっちゃんに話したことも・・・。