2019/06/25 / 最終更新日時 : 2023/10/30 writer ボクとボクらの話星のきれいな島で【5】青春“図書館”編 (ボクとボクらの話) わたしは、自分のヘルメットを彼のヘルメットにコツンとぶつけて、「わかった」と合図をした。そのとき、野球の大リーグのユニフォームを模した彼のトレーナーから、そのデザインとは程遠い、ミルクのような、石鹸のような甘い香りがした。