2018/11/12 / 最終更新日時 : 2023/10/30 writer ボクとボクらの話星のきれいな島で【4】青春“ふきのとうの日”編 (ボクとボクらの話) わたしが「ここで」と言うと、彼は「じゃあ」と言って、つないでいた手を放した。今来た道を引き返して行く彼の背中に向かって、わたしは小さく手を振った。そして、「わたしも、今日のことを、ずっと覚えていたいと思います」と小さな声で言った。